心理カウンセラーになって収入を得るには

「心理カウンセラー」という名称の国家資格はありません。一般的には、専門職としてカウンセリング業務に携わっている人を総称して「心理カウンセラー」と呼びます。

極端なことをいえば資格を持たずとも「私は心理カウンセラーです」と宣言をすればその日から心理カウンセラーになることはできます。しかし、クライアントから信頼を得るには、何らかの専門資格を取得していることは必須と言えます。また取得した資格の社会的認知度や信頼性も重視される傾向が高まっています。

STEP1.取得する資格を選ぶ

心理カウンセリングに関わる資格は非常に多くありますが、国家資格はありません。すべてが民間資格で、主催団体などによって難易度などが変わります。社会的信用度、キャリアに有利にはたらくかどうか、といった点を考えると、以下のような認知度や難易度の高い資格をとっておくことがおすすめです。

心理カウンセラーの主な資格
資格名 主催団体
臨床心理士 財団法人日本臨床心理士資格認定協会
学校心理士 一般社団法人学校心理士認定運営機構
認定心理士 社団法人日本心理学会
産業カウンセラー 社団法人日本産業カウンセラー協会
認定セルフ心理カウンセラー 米国ハワイ州認定NP法人ホームメンタルカウンセラー協会
認定プロ心理カウンセラー
認定ビジネスカウンセラー
認定メールカウンセラー

STEP2.講座で学び認定試験を受ける

各資格の主催団体が指定する講座を受講し、認定試験を受験して合格することが求められます。なかには、講座を受講するだけで、資格が発行されるものもあります。
そのため、資格の難易度にはばらつきがあります。

東京ビジネスカウンセラー学院で取得できる資格とは?

STEP3.心理カウンセラーとしてキャリアを積む

資格取得後の主なキャリアは、この4つです。

1.心理カウンセラーとして独立開業する

2.企業など団体に所属してカウンセラーとして活躍する

3.プロ講師としてセミナーを開催する

4.セルフケアや家族のメンタルサポートに役立てる

心の豊かさが求められている今の時代、更にメンタルサポートの必要性が高まっていくことが予想されます。